銀行の信用創造(預金通貨発行)の整理


整理しておきましょうか。
シニョレッジ(通貨発行高権)を持っている中央銀行では、㊧手借:運用で、国債買い・貸付・証券買いをすれば、㊨手貸:調達の発行銀行券勘定で銀行券がその分増える(発行される)。
  借:国債or貸付金or信託証券 / 貸:発行銀行券勘定
ところが、銀行で、「預金通貨」という信用を発行している場合は、㊨手貸で預った顧客からの預金を、銀行は仕訳忍術で、自分の㊧手借の「現預金」にコピーします。
  借:現預金(うち、法定準備制度で中央銀行に準備率分の預ヶ) / 貸:預㋷金
銀行は運用資金を得たことになります。これで国債や証券を買ってよし。まあ、信用発行の貸付が主たる業務なので貸しましょう。そのために㊧手借の「現預金」から次のお呪い仕訳をします。
  借:貸付金 / 貸:現預金▲   ▲は㊧手借勘定現預金の減数
そのとき、貸付先顧客のほうでは、
  借:現預金 / 貸:借入金
顧客は、それをどこかの銀行に一旦預けますと、そこの銀行では
  借:現預金 / 貸:預㋷金

ミクロでみたらそうですが、マクロ(銀行集合)でみると、
  借:貸付金 / 貸:預㋷金
で、初めの銀行にあった㊨手貸の「預㋷金」は手つかずですから、これに新たに発行された「預㋷金」が加わり、信用通貨の増発(創出)が無限級数的になされていくのです。これは法定準備率があるから無限大ではありませんが。

kenjikatsuragi について

Prof. Emeritus of Toyama University Twitter http://twitter.com/kenjikatsu 放浪佳人、時々日比谷公園界隈w(さっぱり放射能ホットスポット恐怖症で、北陸新幹線開通も軽井沢あたりで足が止まってしまう)。 Retired: 齢70まで教壇にたっていました。 http://jp.linkedin.com/in/csanet で以て「私の履歴書」。私の履歴書(業績編) http://ow.ly/3D0yv
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