中央銀行貸方「発行中央銀行券」勘定考


中央銀行が政府(印刷局)から印刷された札束を一旦「資産」とし、それを市場{銀行等)へ供給することで貸方「発行銀行券」勘定に移すことについて別に説明した。これは、「当該勘定」の収納伝票(勘定元帳)で行われるのだが、その際、

  借方:銀行券(資産:額面)  / 貸方:政府預金(印刷実費+差損)

で発生する差損は、

  借方:貸付金          / 貸方:発行銀行券(額面)

で相殺されている。

政府のほうは、

  借方:政府預金        / 貸方:発行益

と、印刷経費+α の発行益がでていることになる。これが政府決算会計でどのように経理されているのだろうか。

kenjikatsuragi について

Prof. Emeritus of Toyama University Twitter http://twitter.com/kenjikatsu 放浪佳人、時々日比谷公園界隈w(さっぱり放射能ホットスポット恐怖症で、北陸新幹線開通も軽井沢あたりで足が止まってしまう)。 Retired: 齢70まで教壇にたっていました。 http://jp.linkedin.com/in/csanet で以て「私の履歴書」。私の履歴書(業績編) http://ow.ly/3D0yv
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中央銀行貸方「発行中央銀行券」勘定考 への3件のフィードバック

  1. kenjikatsuragi より:

    理屈的には、中央銀行が、貸付・買いオペ・ほかで銀行券を発行するたびに政府(国庫)の側にも緒元の発行益が入ってきている。これは印刷局の計理として印刷実費を上回る差益は益になっているはず。

  2. kenjikatsuragi より:

    政府発行の鋳貨(500円玉等)は、日銀発行の銀行券と区別して「貨幣」と呼ばれ、営業報告書(貸借対照表)で借方科目「現金」で計上。

     これの発行と引換は、歳入歳出の外で「貨幣回収準備資金」計理で行っている。そこではモノとして管理されて、日銀渡しされた発行済貨幣は対価(額面)を付与され、日銀が市場に銀行券と差替えに渡した(流通させた)その95%は国庫の側では一般会計に税外収入で組込まれている。

     政府仕訳) 借方:政府預金   / 貸方:発行益(95%一般会計)
                                 +資金計理保留
     なお、一般会計繰入の中から製造経費を差引いた益が税外収入とされている。

    日銀券からの政府発行益については、

     政府仕訳) 借方:政府預金   / 貸方:発行益 + 印刷局保留

    で、その発行益はほぼ税外収入になっているのではないだろうか。【未確認】

     

  3. kenjikatsuragi より:

    見て下さるに越したことないが、コメントをできるだけ残してください。

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